大豆の栄養についていろいろと探ってみましょう!

大豆の栄養

大いなる豆「大豆」この豆には多くの栄養が含まれています。 ではその含まれる栄養素とは何があるのでしょう? 大豆でできた食品を食べて健康でヘルシーな食生活といわれて海外でも注目を浴びています! 栄養についていろいろと探ってみましょう!

大豆の栄養って?

大豆は健康食品としも注目を浴びている食品です。 特にたんぱく質が多く含まれていています。 その大豆たんぱく質には、人の体に必要な必須アミノ酸が均等にふくまれています。 その他にも脂質・炭水化物・食物繊維・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅ビタミンE・ビタミンB1・葉酸が含まれています。

大豆100g中の栄養成分

大豆に含まれるイソフラボンって何?

大豆に含まれる物の中にイソフラボンと聞きますが、どのような栄養素なのでしょう? 世界的にも注目を浴びているイソフラボンですが、日本人の食生活では毎日のように取ることができるものなのです。 ただし、味噌汁や納豆離れが多い現代はどうでしょう?

大豆イソフラボンとは、ポリフェノールの仲間で女性ホルモンにあたるエストロゲンの代わりになります。 そのため女性の体の不調の緩和などに役立ちます。 また、骨から溶け出すカルシウムをストップしてくれます!

☆エストロゲン:卵胞ホルモンのことで加齢によって減少してくるものです。

大豆レシチンって何?

大豆レシチンは、脂質とリン酸の二つの物質によってできていて、乳化作用を持っていて水と脂質を混ぜ合わせるのです。 乳化作用とは、血液中のコレステロールを肝臓に運び、コレステロールを血管に付着しないようにしてくれます。

そのため、動脈硬化や心筋梗塞を予防効果があります。 また、ビタミンAやビタミンEの吸収も良くする力を持っています。 ここでもう一つ! なんとレシチンは頭の回転を良くする力もあるのです! 脳を活発にしてくれるので、勉強の進みが悪いとお困りの受験生必見です!

大豆サポニンって何?

大豆サポニンには体に有害なものを外に出してくれる力があります。 たとえば、余分な脂肪や糖分を体の外に出してくれてダイエット効果もあるといわれています。 また、抗酸化作用を抑える作用によってがんや動脈硬化の予防、肌の老化防止にもよいとされています。 コレステロールの吸収を抑える働きがあるので、レシチンの効果と共に考えるととても体に良いものだとわかりますね。

大豆が注目される理由

米国でも、大豆のがん予防効果について色々と発表され「デザイナーフーズ」の8種類の野菜の中にも大豆は挙がられています。 大豆以外の7種類の野菜は、普段から食卓で食べられている野菜で、ニンジン・キャベツ・ニンニク・セロリ・甘草・バースニップになります。

この野菜たちを取ることで予防できるのであれば毎日の食事に取りいれますよね?

☆デザイナーフーズ:天然の植物中に存在するがん抑制作用のある成分を含んで、なおかつがん予防効果が発揮できるようにデザインされた食品のことをいいます。

コラム(現代人の大豆離れ!)

現代人は、昔に比べるとかなり大豆食品を食べる回数が減ってきていると思います。 食生活事体が欧米化になり、朝食もパンを食べることも多くなっていると思います。 パンを食べるときには味噌汁は飲まないですよね。 昼食もパスタやサンドウィッチには味噌汁は飲まないですよね?

和食にはつき物だった味噌汁や朝食に出ていた納豆なども食べる機会が少なくなっていることは確かです。 毎日きちんと食べている方は別ですが、体のことを考えて一日に一度は味噌汁を飲むようにすると健康的に変わってくると思いますよ! 特に女性の方には大豆はおすすめですよ!